上善若水

• By: 黃子華,農夫

Lyrics:

[中文]

[日本語]

如果 有高低有光輝有式微

もしも高低や輝き、衰えがあるとしても

有崎嶇有喜都有悲有乜嘢出奇

険しさや喜びも悲しみも、何か驚きがあっても

上善若水 攀山過嶺

上善若水 山を越え峠を越える

乜水 都可以 係宗師 my friend

水ならなんだって 師匠になれる my friend

如水 結冰川去滄海去桑田

水のように 氷結し、海になり、桑田になる

東邊到西邊到天邊再伸延

東から西へ、天まで伸びていく

上善若水 覆舟載艇

上善若水 舟を覆い、載せて進む

乜水 都可以 係宗師 my friend

水ならなんだって 師匠になれる my friend

My friend 我離開咗個井

My friend 井戸を離れて

成為水 我可以穿州過城

水になることで 州を越え街も渡れる

前面幾困難有幾咁難行幾咁閒

前の困難もいかに難しくても気楽に

我拆散 自己過框 過幾個關 轉幾個灣

自分を壊し、越えるべき関所を越え、湾を渡る

就算係順流 逆流

たとえ逆流でも

上流下遊 宇宙嘅盡頭

上流から下流、宇宙の果てまで

冇人可以左右 覆水難收

誰にも左右されず、覆った水は取り返せない

守 嘅時候可以細水長流

守るときには長く静かに流れる

到我攻 有如洪水猛獸大浪冚過頭

私が攻めるときは洪水の猛威、大波が襲う

流水淙淙 來去匆匆

流水は澄み渡り、速やかに流れ去る

無邊 無際 無偏見 無介蒂

限りなく広く、偏見なく、先入観もなく

有乜嘢問題都冇問題 我請你好好放低

どんな問題も問題にならない、ゆっくりと手放して

最強嘅武功 上善若水嘅心胸

最上の武術は上善若水の心、

正面進攻 水洩不通 我就劍走偏鋒

正面から攻め込み、水のように隙がない、でも私は剣の間を行く

無最巔峰 一杯水斟一半 唔會自滿

頂点はなく、一杯の水を半分注いでも満足しない

不停去轉 不停去變

絶えず回って変わり続ける

不停去鑽研 不停去轉變

探究し続け、変化し続ける

成為一道清泉

清らかな泉となる

山長水遠 連綿不斷

山は遠く、水は絶え間なく流れる

源遠流傳 海納百川

源は深く、川は多くの大川を包み込む

如果 有高低有光輝有式微

高低や輝き、衰えがあるとしても

有崎嶇有喜都有悲有乜嘢出奇

険しさや喜びも悲しみも、何か驚きがあっても

上善若水 攀山過嶺

上善若水 山を越え峠を越える

乜水 都可以 係宗師 my friend

水ならなんだって 師匠になれる my friend

如水 結冰川去滄海去桑田

水は氷になり、海になり、桑田になる

東邊到西邊到天邊再伸延

東から西へ、天まで伸びていく

上善若水 覆舟載艇

上善若水 舟を覆い、載せて進む

乜水 都可以 係宗師 my friend

水ならなんだって 師匠になれる my friend

舉頭 望望 茫茫 宇宙

天を仰ぎ、広大な宇宙を見つめて

水流 到最後又流返返去源頭

水は最後に源へと戻る

上善若水 各路英雄選手

上善若水、英雄たちを選び取る

上乘嘅武功 又駛乜嘢用拳頭

最高の武術も拳だけでは役立たず

真正嘅五湖四海為一家

本当の世界は皆で一つ、五湖四海

唔打 都分得出高下 要打 亦從來唔怕

争わずとも優劣は分かり、挑むときも恐れない

可以巨浪淘沙 或者變流水送落花

巨大な波で砂を洗い流したり、流水で花を散らせたり

不為執迷嘅世道服務逐步獨步天下

迷わずにすべての世の中に奉仕し、天下一の道を歩む

明鏡止水嘅清晰 古老江河嘅經歷

明鏡のような静謐さと、古き河の経験

滴水穿石嘅努力 化做從容不迫嘅一招一式

滴水は石を穿ち、努力は着実な動きとなる

從來冇無敵人 只因無敵

敵はいない、なぜなら無敵だから

無色 無味 無形式 無忌

色も匂いも形もなく、誰も妨げるものはない

變成冰 變成氣 變成兵器

氷になり、気になり、兵器になり

變做甘露 嚐一口

甘露に変わり、一口味わう

拂一拂衣袖 留一手

衣袖を払って、一本を残す

哼一首 水調歌頭

水調歌頭を歌いながら

一出手 化敵為友

一手を出し敵を友に変える

以滋養萬物為首

何事も潤すことが最優先

以無法為有

無法をも有に変える

如果 有高低有光輝有式微

高低や輝き、衰えがあっても

有崎嶇有喜都有悲有乜嘢出奇

険しさや喜びも悲しみも、何か驚きがあっても

上善若水 攀山過嶺

上善若水 山を越え峠を越える

乜水 都可以 係宗師 my friend

水ならなんだって 師匠になれる my friend

如水 結冰川去滄海去桑田

水は氷になり、海になり、桑田になる

東邊到西邊到天邊再伸延

東から西へ、天まで伸びていく

上善若水 覆舟載艇

上善若水 舟を覆い、載せて進む

乜水 都可以 係宗師 my friend

水ならなんだって 師匠になれる my friend

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Vocabulary in this song:

Vocabulary	Meanings
高低 /ɡāo dī/ B1	noun - 高低; 高さ; 浮き沈み; 相対的な重要性
光輝 /ɡuāng huī/ B2	noun - 光輝; 栄光; 輝き; 鮮やかさ adjective - 光輝のある; 栄光のある; 輝かしい; 鮮やかな
式微 /shì wēi/ C1	verb - 衰退する; 弱まる; 衰える
崎嶇 /qí qū/ B2	adjective - 険しい; でこぼこした; 不均一な
悲 /bēi/ A2	noun - 悲しみ; 悲嘆; 悲哀
攀山 /pān shān/ B1	verb - 登山する; 登山
嶺 /lǐng/ B1	noun - 山脈; 尾根
冰川 /bīng chuān/ B2	noun - 氷河
滄海 /cāng hǎi/ C1	noun - 広大な海; 大洋（文学的）
桑田 /sāng tián/ C1	noun - 桑畑; 耕作地; 世界（変化を指す）
覆舟 /fù zhōu/ C1	verb - 船を転覆させる; 転覆する
載艇 /zài tǐng/ C1	verb - 船を運ぶ; 船を支える
宇宙 /yǔ zhòu/ B2	noun - 宇宙; コスモス
進攻 /jìn gōng/ B2	verb - 攻撃する; 襲撃する noun - 攻撃; 襲撃
清泉 /qīng quán/ B2	noun - 清水

Grammar:

• 如水 結冰川去滄海去桑田

  ➔ '如'を使って『〜のようだ』、または『〜のごとく』と比喩する

  ➔ '如'は古典中国語の前置詞で、比較や類似を示すために使われる。

• 守 嘅時候可以細水長流

  ➔ '嘅時候'は『〜の時』を意味し、時間や状況を示す表現

  ➔ '嘅時候'は、「〜の時」や「〜しているとき」を示す表現。

• 變做甘露 嚐一口

  ➔ '變做'は『〜に変わる』または『〜になる』という意味.

  ➔ '變做'は、「〜に変わる」「〜なる」という意味の中国語の複合動詞。

• 不為執迷嘅世道服務逐步獨步天下

  ➔ '不為...服務'は、「〜のために奉仕しない」という意味。

  ➔ '不為...服務'は、「〜のために奉仕しない」という意味。

• 一出手 化敵為友

  ➔ '一出手'は『一たび動く』、または『行動する瞬間』を意味する表現。

  ➔ '一出手'は、「行動を開始する瞬間」を表す表現。

• 一杯水斟一半 唔會自滿

  ➔ '斟'は『注ぐ』、特に液体を入れることを意味する漢字。

  ➔ '斟'は液体を注ぐことを意味する漢字。