会いたくて 会いたくて – 日本語の歌詞

• 歌手: 西野カナ

歌詞と翻訳

主要な語彙

語彙	意味
会う /a.u/ A1	verb - 人と面と向かって出会う。
震える /fu.ru.e.ru/ B1	verb - 寒さ・恐怖・感動などで、体が小刻みにゆれ動く。
君 /ki.mi/ A1	noun - 対等または目下の相手に用いる二人称の代名詞。恋人など親しい相手にも使う。
想う /o.mo.u/ B1	verb - 心に深く考えをめぐらす。懐かしむ。
想い /o.mo.i/ B1	noun - 心に抱く考えや感情。願い。
感じる /kan.ji.ru/ A2	verb - 外界の刺激を感覚器官で受けとめる。心で味わう。
嘘 /u.so/ A2	noun - 事実に反する言葉。偽り。
日 /hi/ A1	noun - 一日。また、太陽。
好き /su.ki/ A1	adjectival noun - 気にいること。望ましいこと。
言葉 /ko.to.ba/ A1	noun - 意味をなす音や文字。言語。
優しさ /ya.sa.shi.sa/ B1	noun - 優しいこと。心の穏やかさ。
笑顔 /e.ga.o/ A2	noun - にこにこと笑っている顔つき。
戻る /mo.do.ru/ A2	verb - 元の場所や状態に返る。
届く /to.do.ku/ B1	verb - 手などが物に達する。目的の場所に送り届けられる。
願う /ne.ga.u/ B1	verb - そうあってほしいと望む。祈る。
辛い /tsu.ra.i/ A2	adjective - 精神的・肉体的に苦痛である。我慢しがたい。
幸せ /shi.a.wa.se/ A2	noun - 運がよいこと。また、その様。恵まれた状態。 adjectival noun - 幸福であるさま。
心 /ko.ko.ro/ A1	noun - 人間の精神活動全般を指す。感情や思考の源泉。
愛する /a.i.su.ru/ B1	verb - 異性や家族などを深く慈しむ。大切に思う。
抱きしめる /da.ki.shi.me.ru/ B2	verb - 両腕でしっかりと抱く。

主要な文法構造

• 会いたくて 会いたくて 震える

  ➔ 動詞テ形による原因・理由

  ➔ い形容詞（会いたい→会いたくて）や動詞の**テ形**は、後続する状態や行動、特に感情の原因や理由を示すことができます。ここでは、「会いたくて（会いたいが原因で）震えている」という意味になります。

• 君想うほど遠く感じて

  ➔ 名詞・動詞＋ほど (程度・比例)

  ➔ 名詞や動詞の後に続く**ほど**は、程度や比例を表します。「～すればするほど」のように使われることが多く、ここでは「君を想えば想うほど」という意味で、「君を想うその程度に応じて遠く感じる」ことを示します。

• もう一度聞かせて嘘でも

  ➔ 使役形＋テ形 (依頼)

  ➔ **聞かせて**は、動詞「聞く」の使役形「聞かせる」に依頼の**テ形**が続いたものです。「私に聞かせてほしい」という意味で、相手に何かを言ってほしい、聞かせてほしいと頼む際に使われます。

• もう一度二人戻れたら…

  ➔ 可能形＋条件形〜たら

  ➔ **戻れたら**は、動詞「戻る」の可能形「戻れる」に、条件を表す**〜たら**が続いたものです。「もし私たちが戻れるとしたら」という仮定の条件を表現します。

• 君はもう私のものじゃないことくらい

  ➔ 名詞化〜こと＋〜くらい (程度)

  ➔ **〜こと**は、先行する節を名詞化し、「君はもう私のものじゃない」という内容を名詞句にします。**〜くらい**は、程度や範囲を示し、「～ということくらいは（知っている）」のように、その事実の程度や限定を表します。ここでは「君がもう私のものじゃないという事実くらいは（分かっている）」という意味です。

• どうしても君じゃなきゃダメだから

  ➔ 〜じゃなきゃダメ (〜でなければならない)

  ➔ **〜じゃなきゃダメ**は、「〜でなければならない」「〜以外ではうまくいかない」という意味の口語的な表現です。強い必要性や固執を表します。ここでは「どうしても君でなければならない」という強い気持ちが込められています。

• ずっと私だけにくれてた言葉も優しさも

  ➔ 〜てくれる (恩恵表現) + 〜だけ (限定)

  ➔ **〜てくれる**は、話し手または話し手の身内にとって利益となる行為を相手が行ったことを表します。ここでは「君が（私に）言葉や優しさを与えてくれていた」という意味です。**〜だけに**は「私にだけ」と限定する意味を強調します。

• 「幸せになってね」と君の前じゃ大人ぶって

  ➔ 引用助詞〜と＋〜ぶる (〜のふりをする)

  ➔ 助詞**と**は、直接の引用や思考の内容を示します。**〜ぶる**は、名詞や形容詞に付いて「〜のように振る舞う」「〜のふりをする」という意味を表します。ここでは「君の前では『幸せになってね』と大人のふりをした」ことを示します。

• 会いたいって願っても会えない

  ➔ 動詞テ形＋〜も (譲歩条件)

  ➔ 動詞の**テ形**に**〜も**が続くことで、譲歩の条件を表します。「〜ても」と同じ意味で、「たとえ〜ても」「〜にもかかわらず」となります。前の「会いたいって」は「会いたいと」の口語表現です。ここでは「会いたいと願ったとしても、会うことができない」ことを示します。