54-46 Was My Number – 英語/日本語バイリンガル歌詞

• 歌手: Toots & The Maytals
• アルバム: In The Dark

歌詞と翻訳

ジャマイカン・パトワの力強い歌声で、冤罪と不屈の精神を歌い上げたレゲエの名曲『54-46 Was My Number』を学びましょう。トゥーツ・ヒバートの生々しいボーカルを通して投獄経験の感情を表現する歌詞（『54-46』は囚人番号）や、ジャマイカン・パトワの特徴的な発音やリズムを学べます。レゲエ音楽の原点であり、サンプリングやカバーも多い歴史的名曲のパワーを、言葉とサウンドから感じてみませんか？

[日本語]

手を上げろ、おい！

俺の言うことを聞け、イェーイェー

手を空に上げろ、おい！

そうすれば痛い目には遭わない、いいな、絶対にだ

言っただろ (言っただろ)

奴らが言うこと（奴らの言うことを聞け）

聞こえないのか？　言っただろ、イェー (イェーイェー)

奴らが言うことを聞け (奴らが言うことを聞け)

俺がそんなものを持ち歩いてるとでも思うか？

それを警官に渡すとでも？

そんなことしない (ウー、ウー)

もしそんなことしたら、こう言うだろう 「おまわりさん

さあ、俺を逮捕してくれ」ってな

そんなことしない、絶対に (ウー、ウー)

そんなことしない (ウー、ウー)

自分の身を滅ぼすほど馬鹿じゃない

だから俺は奴らが俺にしたことについて無実なんだ

奴らが間違ってた

奴らは間違ってた (ウー、ウー)

一回くれ (フン)

二回くれ (フンフン)

三回くれ (フンフンフン)

四回くれ (フンフンフンフン)

54-46は俺の番号だった

今は、誰か他の奴がその番号を持ってる

54-46は俺の番号だった、俺の番号だった

今は、誰か他の奴がその番号を持ってる

言っただろ (言っただろ)

奴らが言うことを聞け (奴らが言うことを聞け)

ああ、今こそ俺の話を聞け (イェーイェー)

奴らが言うことを聞け (奴らが言うことを聞け)

一回くれ (フン)

二回くれ (フンフン)

くれ、くれ、くれ、くれ、くれ、くれ

くれ、くれ、くれ、くれ

ダメ、ダメ、ダメ、ダメ

...

[英語]

Stick it up, mister!

Hear what I say sir, yeah yeah

Get your hands in the air, sir!

Then you will get no hurt, mister, no no no

I said yeah (I said yeah)

What they say (listen what they say)

Don't you hear? I say, yeah (yeah yeah)

Listen what they say (listen what they say)

Do you believe I would take such a thing with me

And give it to a police man?

I wouldn't do that (ooh, ooh)

And if I do that, I would say "Sir

Come on and put the charge on me"

I wouldn't do that, no (ooh, ooh)

I wouldn't do that (ooh, ooh)

I'm not a fool to hurt myself

So I was innocent of what they done to me

They was wrong

They were wrong (ooh, ooh)

Give it to me one time (huh)

Give it to me two times (huh-huh)

Give it to me three times (huh-huh-huh)

Give it to me four times (huh-huh-huh-huh)

54-46 was my number

Right now, someone else has that number

54-46 was my number, was my number

Right now, someone else has that number

I said yeah (I said yeah)

Listen what they say (listen what they say)

Oh I say hear me now (yeah yeah)

Listen what they say (listen what they say)

Give it to me one time (huh)

Give it to me two times (huh-huh)

Gimme, gimme, gimme, gimme, gimme, gimme

Gimme, gimme, gimme, gimme

No, no, no, no

主要な語彙

語彙	意味
say /seɪ/ A1	verb - 言う
hear /hɪər/ A1	verb - 聞く
get /ɡet/ A1	verb - 得る
hands /hændz/ A1	noun - 手
air /eər/ A1	noun - 空気
hurt /hɜːrt/ A2	verb - 傷つける noun - 痛み
believe /bɪˈliːv/ A2	verb - 信じる
take /teɪk/ A1	verb - 取る
give /ɡɪv/ A1	verb - 与える
police /pəˈliːs/ A2	noun - 警察
charge /tʃɑːrdʒ/ B1	noun - 告発 verb - 告発する
fool /fuːl/ B1	noun - 愚か者
innocent /ˈɪnəsnt/ B1	adjective - 無罪の
wrong /rɔːŋ/ A2	adjective - 間違った
number /ˈnʌmbər/ A1	noun - 数

主要な文法構造

• Hear what I say sir, yeah yeah

  ➔ 命令形 + 目的語節: 「Hear what I say...」

  ➔ 命令形の「Hear」を使って直接的な命令をしています。「what I say」は動詞「Hear」の目的語として機能します。

• Then you will get no hurt, mister, no no no

  ➔ "will"を使った単純未来: 「you will get no hurt」。「no」を使って動詞を否定しています。

  ➔ 未来の結果を表しています。注: 文法的には「get no hurt」は「not get hurt」ほど一般的ではありませんが、この文脈では同じ意味を伝えます。

• Don't you hear? I say, yeah (yeah yeah)

  ➔ "Don't you hear?" を使った否定的な疑問文：否定的な極性を持つ質問を形成します。

  ➔ この構造は、驚きや不信感を表現するために頻繁に使用されます。話し手が聞き手が何かを聞いていることを期待していることを意味します。

• Do you believe I would take such a thing with me

  ➔ 間接疑問文の中の条件付きの "would"：質問の中で仮説的な行動や意図を表現します。

  ➔ "would" は、話し手が聞き手がそのようなことをする *能力がある* と思っているかどうかを尋ねていることを意味します。過去の事実に基づいた行動についての質問ではなく、仮説的な可能性についての質問です。

• And give it to a police man?

  ➔ 質問における省略：動詞と主語が欠落しており、口語でよく見られます。

  ➔ これは「And (would I) give it to a police man?」の省略形です。欠落している部分は文脈から理解できます。

• And if I do that, I would say "Sir Come on and put the charge on me"

  ➔ 仮定法第2種: 「If I do that, I would say...」仮説的な状況とその起こりうる結果を表現します。

  ➔ これは起こりそうにない未来のシナリオを描いています。「If I do that」とは、何かを取って警察に渡すことを指しますが、話し手はそうしないと言っています。その結果、「Sir Come on and put the charge on me」と言うことになります。