芒种 – 中国語/日本語バイリンガル歌詞

• 歌手: 音阙诗听, 赵方婧

歌詞と翻訳

『芒种』は古風EDMに古典的な漢詩表現や四字熟語、仏教用語が散りばめられた楽曲で、リズミカルなメロディとともに中国語の詩的語彙や季語、因果律を示す言い回し（例：因果、执着、无暇）を学ぶ絶好の教材です。特有の古代中国の情景描写と感情表現が豊かで、言語感覚と文化理解を同時に深められる魅力的な曲です。

[日本語]

君を想うといつも oh-oh

むなしく 長い夢を恨む

Ooh-ooh 紙の灰を焼き 柳を煙の中に埋める

...

生き生きとした枝から 落ちる無垢さ

それは謎の答えを得る代償

夕映えが 旅立つ人の髪を染める

彼は橋の下に 手放せない想いを撒き散らす

前世からの遅れてきた人 (すれ違う)

掌に刻む (来世で覚えてる)

君の瞳の煙る波に 一滴の墨が落ちる whoa-whoa-whoa

もし仏が言うなら (何のしがらみもない)

執着を捨て (無相無色)

どうして私は 平然と同意できるだろう

君を想うといつも ooh-ooh

愛は長く続かず いつも苦海に囚われることを恨む

Ooh-ooh 新緑だけが残り 散る花の影の中を彷徨う

Ooh-ooh 片思いは無駄だと 気づき 古い誓いを笑う

Ooh-ooh

私に何を求めるの

...

私に何を求めるの

一万の蓮の花を植え 生けるものの中で芽吹く

現世の 一万の答えを待つ

数珠が 時間の砂の中に落ちる

慈悲の解釈を 諦めて 読み解くのを待つ

前世からの遅れてきた人 (すれ違う)

掌に刻む (来世で覚えてる)

君の瞳の煙る波に 一滴の墨が落ちる whoa-whoa-whoa

もし仏が言うなら (何のしがらみもない)

執着を捨て (無相無色)

どうして私は 平然と同意できるだろう

君を想うといつも oh-oh

愛は長く続かず いつも苦海に囚われることを恨む

Ooh-ooh 新緑だけが残り 散る花の影の中を彷徨う

Ooh-ooh 片思いは無駄だと 気づき 古い誓いを笑う

Ooh-ooh

私に何を求めるの

...

私に何を求めるの

...

[中国語]

一想到你我就 oh-oh

空恨別夢久

Ooh-ooh 燒去紙灰埋煙柳

於鮮活的枝丫 凋零下的無暇

是收穫謎底的代價

余暉沾上遠行人的發

他灑下手中牽掛於橋下

前世遲來者 (擦肩而過)

掌心刻 (來生記得)

你眼中煙波滴落一滴墨 whoa-whoa-whoa

若佛說 (無牽無掛)

放下執著 (無相無色)

我怎能波瀾不驚去附和

一想到你我就 ooh-ooh

恨情不壽 總於苦海囚

Ooh-ooh 新翠徒留 落花影中游

Ooh-ooh 相思無用 才笑山盟舊

Ooh-ooh

謂我何求

謂我何求

種一萬朵蓮花 在眾生中發芽

等紅塵一萬種解答

念珠落進時間的泥沙

待割捨詮釋慈悲的讀法

前世遲來者 (擦肩而過)

掌心刻 (來生記得)

你眼中煙波滴落一滴墨 whoa-whoa-whoa

若佛說 (無牽無掛)

放下執著 (無相無色)

我怎能波瀾不驚去附和

一想到你我就 oh-oh

恨情不壽 總於苦海囚

Ooh-ooh 新翠徒留 落花影中游

Ooh-ooh 相思無用 才笑山盟舊

Ooh-ooh

謂我何求

謂我何求

主要な語彙

語彙	意味
夢 (mèng) /mɤŋ˥˩/ A2	noun - 夢
燒 (shāo) /ʂɑʊ̯˥/ B1	verb - 燃やす
埋 (mái) /mɑi̯˧˥/ B1	verb - 埋める
凋零 (diāo líng) /ti̯ɑʊ̯˥ liŋ˧˥/ B2	verb - しおれる
收穫 (shōu huò) /ʂoʊ̯˥ xu̯ɔ˥˩/ B1	noun - 収穫
遠行 (yuǎn xíng) /y̯ɛn˨˩˦ ɕiŋ˧˥/ B2	noun - 遠行
灑 (sǎ) /sa˨˩˦/ B1	verb - まく
牽掛 (qiān guà) /t͡ɕʰi̯ɛn˥ ku̯ɑ˥˩/ B2	noun - 気がかり
掌心 (zhǎng xīn) /ʈ͡ʂɑŋ˨˩˦ ɕin˥/ B1	noun - 手のひら
刻 (kè) /kʰɤ˥˩/ B1	verb - 刻む
煙波 (yān bō) /i̯ɛn˥ pʰo˥/ C1	noun - 煙波
滴落 (dī luò) /ti˥ lu̯ɔ˥˩/ B2	verb - 滴り落ちる
執著 (zhí zhuó) /ʈ͡ʂʅ˧˥ ʈ͡ʂu̯ɔ˧˥/ C1	noun - 執着
波瀾 (bō lán) /pʰo˥ lɑn˧˥/ C1	noun - 波瀾
驚 (jīng) /t͡ɕiŋ˥/ B1	verb - 驚く
苦海 (kǔ hǎi) /kʰu˨˩˦ xɑɪ˨˩˦/ C1	noun - 苦海
囚 (qiú) /t͡ɕʰi̯oʊ̯˧˥/ B2	verb - 囚われる
相思 (xiāng sī) /ɕi̯ɑŋ˥ sɿ˥/ B2	noun - 相思
發芽 (fā yá) /fa˥ ya˧˥/ B1	verb - 芽を出す
詮釋 (quán shì) /t͡ɕʰɥɛn˧˥ ʂɿ˥˩/ C1	verb - 解釈する
慈悲 (cí bēi) /tsʰɿ˧˥ peɪ̯˥/ C1	noun - 慈悲

主要な文法構造

• 一想到你我就 oh-oh 空恨別夢久

  ➔ **一...就...** (yī...jiù...): ～するとすぐに.../～するたびに...

  ➔ 「一想到你我就」は、「あなたのことを考えるとすぐに、私は...」という意味です。直接的な因果関係を示しています。「空恨別夢久」は、過ぎ去った夢や別れに対する無駄な後悔の気持ちを表しています。

• 於鮮活的枝丫 凋零下的無暇 是收穫謎底的代價

  ➔ **的 (de)**を使った名詞化: 名詞句を修飾して品質や状態を記述します。

  ➔ 「凋零下的無暇」は「枯れている下にある完璧さ」と訳され、「的」は動詞句「凋零下」を名詞「無暇」に接続します。これにより、完璧さの性質を記述する名詞句が作成されます。

• 他灑下手中牽掛於橋下

  ➔ 前置詞句: **於 (yú)** は場所または方向を示し、場所句を紹介します。ニュアンスに応じて 在(zài) に置き換えることができる場合があります。

  ➔ 「於橋下」は「橋の下で」という意味です。前置詞「於」は、心配事をまき散らす行為が行われる場所を指定します。場所を示します。

• 前世遲來者 (擦肩而過) 掌心刻 (來生記得)

  ➔ 括弧付きの節: 追加情報や説明を追加するために括弧を使用します。

  ➔ 「擦肩而過」(かすめ合う) と「來生記得」(来世で覚えている) というフレーズは括弧内に含まれており、過去の生活と手のひらの彫刻に関するメインのフレーズに追加のコンテキストを提供しています。それらは文法構造にとって不可欠ではありませんが、より深い意味を提供します。

• 若佛說 (無牽無掛) 放下執著 (無相無色)

  ➔ **若 (ruò)**を使った条件節：仮説的な状況を紹介します。英語の「if」に相当します。

  ➔ 「若佛說」は「もし仏が言ったとしたら」という意味で、条件文を設定します。括弧内の以下のフレーズは、仏が*言うかもしれない*ことの内容を詳しく説明しています。

• 我怎能波瀾不驚去附和

  ➔ **怎能 (zěn néng)**: 不信または不可能性を表現する修辞的な質問で、「どうすれば私は...？」または「どうすれば私は...？」と訳されることが多いです。

  ➔ 「我怎能波瀾不驚去附和」というフレーズは、「怎能」を使用して、どうすれば穏やかに何かを同意または反響させることができるのかを修辞的に疑問視しています。それは強い抵抗または不信感を示しています。