友成空
歌詞:
[日本語]
何処から喰へば良いものか
美味いものか不味いものか
さっぱり俺にゃ分からない
決まりばかりの世の中じゃ
仏が何時も水を差す
我慢するのが礼儀でしょう
鬼がこの身を唆す
御先にどうぞ遠慮なく
あゝかっぴらけや其御口
宴宴が始月曜
勿体無ぇや一度切り
好きなもの丈食べなはれ
何方を捲りゃ良いものか
白い札か黒い札か
一丁賭けるとしませうか
死ぬも生きるも紙壱重
御釈迦が蜘蛛の糸垂らす
遅くはないわ御出なさい 遅くはないわ御出なさい
地獄の聲が耳を打つ
踏み外すのも惡くない
あゝ真っ盛りや此ノ宴
今宵、今宵は帰日曜
宴も酣 あかよろし
堕ちるとこまで堕ちなはれ
アアイヤイヤイヤ
廻レ廻レヤ 展ケ展ケイヤ
アアイヤイヤイヤ
廻レ廻レヤ 展ケイヤ
アアイヤイヤイヤ
廻レ廻レヤ 展ケ展ケイヤ
アアイヤイヤイヤ
廻レ廻レヤ 展ケイヤ
あゝかっぴらけや其御口
宴、宴が始月曜
勿体無ぇや 一度切り
好きなもの丈 食べなはれ
堕ちるとこまで堕ちなはれ
この曲の語彙:
| 語彙 | 意味 |
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喰う (kuu) /kuː/ A2 |
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美味い (umai) /ɯmai/ A2 |
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不味い (mazui) /mazɯi/ A2 |
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世の中 (yononaka) /jononaka/ B1 |
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仏 (hotoke) /hotoke/ B2 |
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我慢 (gaman) /ɡaman/ B1 |
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鬼 (oni) /oni/ B1 |
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唆す (sososu) /sososu/ B2 |
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宴 (utage) /ɯtage/ B2 |
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月曜 (getsuyou) /ɡetsɯjoː/ A1 |
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勿体無い (mottainai) /mottainai/ B2 |
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札 (fuda) /ɸɯda/ B1 |
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賭ける (kakeru) /kakeɾɯ/ B1 |
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死ぬ (shinu) /ʃiːnu/ A1 |
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生きる (ikiru) /ikiɾɯ/ A1 |
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蜘蛛 (kumo) /kɯmo/ B1 |
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糸 (ito) /ito/ A2 |
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地獄 (jigoku) /d͡ʑiɡokɯ/ B2 |
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声 (koe) /koe/ A1 |
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堕ちる (ochiru) /ot͡ɕiɾɯ/ B2 |
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文法:
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何処から喰へば良いものか
➔ 不確かさを示すか (ka) を使った疑問文。
➔ 「何処から」(doko kara)は「どこから」という意味で、「か」(ka)の使用は食べ物の出所についての疑問や不確かさを示しています。
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我慢するのが礼儀でしょう
➔ 動詞を名詞化するためのの (no) の使用。
➔ この行では、「我慢するの」(gaman suru no)は「耐える行為」を意味し、「の」(no)が動詞を名詞に変えています。
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鬼がこの身を唆す
➔ 文の主語を示すためのが (ga) の使用。
➔ ここでは、「鬼が」(oni ga)は話者を誘惑する主語としての「鬼」を意味します。
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好きなもの丈食べなはれ
➔ 「だけ」(dake)を使って「のみ」を示す。
➔ この行では、「好きなもの丈」(suki na mono dake)は「私が好きなものだけ」を意味し、排他性を強調しています。
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宴も酣 あかよろし
➔ 「も」(mo)を使って「も」を示す。
➔ この行では、「宴も酣」(utage mo kan)は「宴会も盛り上がっている」を意味し、賑やかさを示しています。
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堕ちるとこまで堕ちなはれ
➔ 「まで」(made)を使って「まで」を示す。
➔ この行では、「堕ちるとこまで」(ochiru toko made)は「落ちるまで」を意味し、経験の限界を示唆しています。
