長く短い祭
歌詞:
[日本語]
天上天下繋ぐ花火哉
万代と刹那の出会ひ
忘るまじ 忘るまじ 忘るまじ
我らの夏を
...
場違ひに冷え切つた体を
人熱に放つて流し流され
思へば遠くへ来たものだ
人生なんて飽く気ないね
まして若さはあつちう間
今宵全員が魁、一枚目よ
皆銘々取りゞの衣裳
奔放な命を被ふ化粧
隠すまじ 隠すまじ 隠すまじ
我らは夏よ
何か知ら落ち込むだ心は
人熱彷徨つて流し流され
思へば遠くへ来たものだ
永遠なんて素気ないね
ほんの仮初めが好いね
愈々宴も酣、本番です
皆銘々選り取り全方位
獰猛な命燃やす匂ひ
臆すまじ 臆すまじ 臆すまじ
我らは夏よ
一寸女盛りを如何しやう
この侭ぢや行き場がない
花盛り色盛り真盛り まだ
...
丁度大輪の枝垂れ柳
蘇るひと世の走馬灯
逃すまじ 逃すまじ 逃すまじ
我らの夏を
一寸 一寸女盛りを如何しやう
この侭ぢやまだ終れない
花盛り色盛り真盛り まだ
...
この曲の語彙:
| 語彙 | 意味 |
|---|---|
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花火 /hanabi/ A2 |
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出会ひ /deai/ B1 |
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忘る /wasuru/ B2 |
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夏 /natsu/ A1 |
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命 /inochi/ B2 |
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心 /kokoro/ A2 |
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宴 /utage/ B2 |
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匂ひ /nioi/ B2 |
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逃す /nogasu/ B2 |
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盛り /mori/ B1 |
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臆す /okusu/ C1 |
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冷え切る /hiekiru/ B2 |
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遠く /tooku/ B1 |
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好い /ii/ A2 |
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文法:
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繋ぐ花火哉
➔ この文は、古典的な終助詞「哉」を使って感嘆を表現している。
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忘るまじ
➔ この表現は動詞「忘る」と古典的な否定意志形「まじ」を組み合わせており、「～してはいけない」という意味を持つ。
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我らの夏を
➔ この文は所有格の助詞「の」を使って、「我ら」と「夏」をつなぎ、「我らの夏」と表現している。
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奔放な命を被ふ化粧
➔ このフレーズは、「な」を使って「奔放」をナ形容詞にし、「命」を修飾している。 "を"は直接目的語を示し、「被ふ化粧」は比喩的表現。
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臆すまじ
➔ この表現は、「臆す」に否定の意志形「まじ」を付けて、「臆すべきでない」または「恐れずにためらうな」という意味を表す。
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一寸女盛りを如何しやう
➔ この表現は、古典的な意志推量の助詞「やう」を用いて、「一寸女盛りを如何しやう」（どうしようか）という意味を示す。
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