金木犀
歌詞:
[日本語]
長所のない私です
まぐわいの後の一刻に
心躍らず夢から温度だけ
吸い取られてゆく まるで一人
身をよじる 朝になる
途切れますように
金木犀 揺れる頃
あなたには言えない
甘い香りにすぅと溶けてく
染まる頬 脳裏に影 影
長所のない私です
築きあげた結び目を解く
何も聞こえず夢から温度だけ
切り離してゆく 今日も一人
貪る目 眠れない
途切れますように
金木犀 揺れる頃
あなたには逢えない
甘い香りに泳ぎ疲れて
密やかに浮かぶの 影 影
この身ごと 捨て去って
構わないでよ
金木犀 揺れる頃
あなたには言えない
甘い香りにすぅと溶けてく
染まる頬 脳裏に影 影
この曲の語彙:
| 語彙 | 意味 |
|---|---|
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私 /わたし/ A1 |
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心 /こころ/ A2 |
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夢 /ゆめ/ A2 |
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温度 /おんど/ B1 |
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影 /かげ/ B1 |
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香り /かおり/ B2 |
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揺れる /ゆれる/ B2 |
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捨て去る /すてさる/ C1 |
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貪る /むさぼる/ C1 |
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一人 /ひとり/ A2 |
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頬 /ほお/ B2 |
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切り離す /きりはなす/ B2 |
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言えない /いえない/ B1 |
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泳ぐ /およぐ/ B1 |
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構わない /かまわない/ B2 |
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文法:
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まぐわいの後の一刻に
➔ 「の」は名詞をつなぎ、所有や関係性を表す助詞です。
➔ 「の」は、名詞の「後」と「一刻」をつなぎ、「後の一刻」にします。
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心躍らず夢から温度だけ
➔ 「ず」は古典的・文学的な表現で動詞の否定形を作る助動詞です。
➔ 「ず」は、動詞の否定形を作る助動詞で、古典的・文学的な表現で用いられます。
-
吸い取られてゆく
➔ 動詞の「ている」形は継続中の動作や受動態を表します。
➔ 「吸い取られて」は、「吸い取る」の受動態のて形で、動作が受け取られていることを表します。
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あなたには言えない
➔ 「に」は、動作の対象や受け手を示す助詞です。
➔ 「に」は、「あなた」が「言えない」の対象であることを示します。
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染まる頬 脳裏に影
➔ 「に」は、場所や対象を示す助詞です。
➔ 「に」は、「脳裏」と「影」が場所や対象を示すために使われています。
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構わないでよ
➔ 「で」は手段や方法を示す助詞で、この場合「ない」とともに否定命令を形成します。
➔ 「構わないで」は、「構う」の否定命令形で、「で」は方法や状況を示し、「よ」は強調のために使います。
