祝福 – 日本語の歌詞

• 歌手: YOASOBI

歌詞と翻訳

YOASOBIの「祝福」は、アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のオープニングを飾る、希望と勇気を歌うエレクトロポップナンバーです。この曲の歌詞には、「君の選ぶ未来」「決して一人にはさせない」といった、力強い応援や自己決定を促す日本語表現が豊かに含まれています。メロディの美しさだけでなく、運命に立ち向かうメッセージを通して、感情豊かな日本語の表現や、物語性のあるフレーズを学ぶ絶好の機会です。感動的なストーリーと共に、日本語の魅力を発見してみませんか？

[日本語]

遥か遠くに浮かぶ星を

想い眠りにつく君の

選ぶ未来が望む道が

何処へ続いていても

共に生きるから

ずっと昔の記憶

連れられて来たこの星で君は

願い続けてた

遠くで煌めく景色に

飛び込むことが出来たのなら

一人孤独な世界で

祈り願う

夢を描き

未来を見る

逃げ出すよりも進むことを

君が選んだのなら

誰かが描いたイメージじゃなくて

誰かが選んだステージじゃなくて

僕たちが作っていくストーリー

決して一人にはさせないから

いつかその胸に秘めた

刃が鎖を断ち切るまで

ずっと ああ 共に闘うよ

決め付けられた運命

そんなの壊して

僕達は操り人形じゃない

君の世界だ 君の未来だ

どんな物語にでも出来る

逃げる様に 隠れる様に

乗り込んで来たコクピットには

泣き虫な君はもう居ない

いつの間にかこんなに強く

これは君の人生

（誰のものでもない）

それは答えなんて無い

（自分で選ぶ道）

もう呪縛は解いて

定められたフィクションから今

飛び出すんだ

飛び立つんだ ああ

誰にも追いつけないスピードで

地面蹴り上げ空を舞う

呪い呪われた未来は

君がその手で変えてゆくんだ

逃げずに進んだことできっと

掴めるものが沢山あるよ

もっと強くなれる

この星に生まれたこと

この世界で生き続けること

その全てを愛せる様に

目一杯の ああ 祝福を君に

...

主要な語彙

語彙	意味
星 /hoshi/ A2	noun - 星
未来 /mirai/ B1	noun - 未来
選ぶ /erabu/ B1	verb - 選ぶ
生きる /ikiru/ B1	verb - 生きる
記憶 /kioku/ B2	noun - 記憶
願い /negai/ B1	noun - 願い
景色 /keshiki/ B2	noun - 景色
孤独 /kodoku/ B2	noun - 孤独
夢 /yume/ A2	noun - 夢
逃げる /nigeru/ B1	verb - 逃げる
進む /susumu/ B1	verb - 進む
操り人形 /ayatsuri ningyou/ C1	noun - 操り人形
物語 /monogatari/ B2	noun - 物語
強く /tsuyoku/ B1	adverb - 強く
愛せる /aiseru/ B2	verb - 愛せる
祝福 /shukufuku/ C1	noun - 祝福
鎖 /kusaari/ B1	noun - 鎖

主要な文法構造

• 遥か遠くに浮かぶ星を 想い眠りにつく君の

  ➔ 遠くに浮かぶ星を：直接目的格の助詞「を」の使用。 想い眠りにつく君の：所有格の助詞「の」を使用して名詞を修飾。

  ➔ 「**を**」は直接目的語を示し、「**の**」は所有格または修飾関係を示します。

• 選ぶ未来が望む道が 何処へ続いていても

  ➔ 選ぶ未来が望む道が：関係詞節の使用。何処へ続いていても：条件形「ても」の使用。

  ➔ 「**が**」は関係節内で主語を示し、「**ても**」は逆接条件（～としても、～であっても）を表します。

• 共に生きるから

  ➔ 理由・原因を表す接続助詞「から」の使用。

  ➔ 「**から**」は、話し手が述べている理由を示します。

• ずっと昔の記憶 連れられて来たこの星で君は

  ➔ ずっと昔の記憶：時間副詞「ずっと」による強調。 連れられて来た：受動態の使用。

  ➔ 副詞「**ずっと**」は時間の長さを強調します。「**連れられて来た**」は受動態で、誰かに連れてこられたことを示します。

• 飛び込むことが出来たのなら

  ➔ 条件形「～のなら」と可能動詞「出来る」の組み合わせ。

  ➔ もし飛び込むことができたなら...という仮定を表します。

• いつかその胸に秘めた 刃が鎖を断ち切るまで

  ➔ 「まで」の使用（～まで）と関係詞節「その胸に秘めた刃」の使用。

  ➔ 「**まで**」は、時間の限界を示します。関係詞節は、胸に秘められた刃について説明しています。

• 決め付けられた運命 そんなの壊して

  ➔ 受動態「決め付けられた」と命令形「壊して」の使用。

  ➔ 受動態は、運命が誰かによって決められたことを示します。「**壊して**」は、それを破壊せよという命令です。

• 僕達は操り人形じゃない

  ➔ 否定の助動詞「じゃない」の使用。

  ➔ **じゃない**は、前の名詞句を否定し、「私たちは操り人形ではない」と述べています。

• 逃げる様に 隠れる様に

  ➔ 「様に」の使用（～ように）

  ➔ **様に**は、逃げたり隠れたりする「ように」、そのように、という意味です。

• もっと強くなれる

  ➔ 形容詞の可能形「強くなれる」

  ➔ 未来において強くなることができる、という能力を表しています。