紫
歌詞:
[日本語]
あなたたちに出会えてほんとうによかった
わたしだけじゃきっとここまで来れなかった
思い出はここまで 身体を追い抜いて
離ればなれになったあの雲間を紡ぐよ
やさしさだけをそっと残せたなら
意味を持つまでにはきっと待たせてしまうけれど
生き抜けば輝け心と旅立ちよ
朝焼けを待って さあ遠くへと行こうか
ねぇ どんな酷いことが起こり得るの？
目を閉じても、それでも
燃えるような血潮
終わりを見つめて
「それでもさ、生まれて来てよかったって思う！」
枝垂れついたカーテン
掻き分ければそこに咲く
赤く青い竜胆 名前に次ぐ理由の果てに
世界中の子と友だちになれるよう
投げ出された揺籠でわたしたちは育つ
どんな酷いことも起こり得るよ
青ざめるでしょう？それでも
諦めが悪いことを誇りたいよ
さあ始めて、紫
あなたたちに出会えてほんとうによかった
わたしだけじゃきっとここまで来れなかった
さよならを忘れてしまいたいくらい
あなたたちに出会えてほんとうによかった
わたしたちになれて、ほんとうによかった！
この曲の語彙:
| 語彙 | 意味 |
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出会う(deau) /de.aʊ/ A2 |
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ほんとう(hontou) /hoɴtoː/ A1 |
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思い出(omoide) /o.mo.i.de/ B1 |
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身体(karada) /ka.ɾa.da/ A2 |
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雲間(kumoma) /kumo̞ma/ B2 |
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紡ぐ(tsumugu) /t͡sɯmɯɡɯ/ B2 |
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意味(imi) /i.mi/ A2 |
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生きる(ikiru) /ikiɾɯ/ A2 |
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輝く(kagayaku) /ka.ɡa.ja.kɯ/ B1 |
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心(kokoro) /ko.ko.ɾo/ A1 |
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旅立ち(tabidachi) /tabidat͡ɕi/ B2 |
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朝焼け(asayake) /asaꜜjake/ B1 |
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酷い(hidoi) /hi.do.i/ B1 |
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血潮(chishio) /t͡ɕiɕio/ C1 |
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終わり(owari) /o̞wa̠ɾʲi/ A2 |
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枝垂れる(shidateru) /ʃidareɾɯ/ C1 |
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カーテン(kāten) /kaːteɴ/ A1 |
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咲く(saku) /sa.kɯ/ A2 |
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竜胆(rindou) /ɾindoː/ C1 |
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紫(murasaki) /mɯɾa̠sa̠ki/ A1 |
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文法:
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あなたたちに出会えてほんとうによかった
➔ 動詞のて形 + しまうは完了や後悔を表す表現
➔ 誰かに出会えた喜びや感謝の気持ちを表す表現
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思い出はここまで 身体を追い抜いて
➔ ははトピックを示し、までは「...まで」の意味を持つ
➔ 思い出を話題にし、身体の位置からここまでを示す表現
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やさしさだけをそっと残せたなら
➔ だけは限定を示し、をは目的格を示し、たらは条件を表す
➔ 条件表現で、やさしさだけ（だけ）を静かに残せたら（たら）の仮定
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生き抜けば輝け心と旅立ちよ
➔ ばは仮定条件を表し、けれどは逆接を表す
➔ 生き抜く（生き抜けば）ときの結果や条件を示し、輝きながら旅立つことを表す
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終わりを見つめて
➔ をは目的格を示し、ては次の動作をつなぐ役割
➔ 終わりに目を向ける動作を命令形で表し、終わりに対する集中や考察を示す
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それでもさ、生まれて来てよかったって思う！
➔ て形 + いいは「良い」感情を表し、っては引用の役割
➔ 生まれてきて良かったと感じる感情を強調する表現
Album: 悪
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