月を見ていた
歌詞:
[日本語]
月明かり柳が揺れる
わたしは路傍の礫
思い馳せるあなたの姿
羊を数えるように
別れゆく意味があるなら
せめて悲しまないで
沈黙から離れた空へ
一筋の愛を込めて
どんな夜だって
失い続けたって
共に生きてきたろう
瞬くように
何かを求めて月を見ていた
嵐に怯えるわたしの前に
現れたのがあなたでよかった
まるで何もかもがなかったかのように
この火は消えたりしない
きっと
その窓を風が叩けば
僅かに開け放して
ただひとつ そうただひとつ
語り得ぬ声で叫ぶ
生まれ変わったとして
思い出せなくたって
見つけてみせるだろう あなたの姿
全てを燃やして月を見ていた
誰かがそれを憐れむとしても
あなたがいれば幸せだったんだ
およそ正しくなどなかったとしても
消えたりしない
名前を呼んで もう一度だけ
優しく包むその柔い声で
月を頼りに掴んだ枝が
あなただった
...
何かを求めて月を見ていた
嵐に怯えるわたしの前に
現れたのがあなたでよかった
まるで何もかもがなかったかのように
この火は消えたりしない
きっと
この曲の語彙:
| 語彙 | 意味 |
|---|---|
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月 (tsuki) /t͡suki/ A1 |
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柳 (yanagi) /janagi/ A2 |
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揺れる (yureru) /juɾeɾɯ/ A2 |
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姿 (sugata) /sɯɡata/ B1 |
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別れ (wakare) /wakare/ B1 |
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意味 (imi) /imi/ B1 |
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悲しむ (kanashimu) /kanaʃimu/ B2 |
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沈黙 (chinmoku) /t͡ɕinmoku/ B2 |
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愛 (ai) /ai/ A2 |
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夜 (yoru) /joɾɯ/ A1 |
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失う (ushinau) /ɯɕinau/ B1 |
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嵐 (arashi) /aɾaɕi/ B1 |
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怯える (obieru) /obieɾɯ/ B2 |
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火 (hi) /çi/ A1 |
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窓 (mado) /mado/ A1 |
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風 (kaze) /kaze/ A1 |
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声 (koe) /koe/ A1 |
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燃やす (moyasu) /mojasɯ/ B2 |
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憐れむ (awaremu) /a̠wa̠ɾe̞mɯ/ C1 |
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文法:
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わたしは路傍の礫
➔ 'は'は話題を示す助詞です。
➔ この助詞は、文の話題を示す役割があります。
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別れゆく意味があるなら
➔ 動詞'ゆく'は、離れていくことを意味します。
➔ この動詞は、離れる、去ることを表現します。
-
何かを求めて月を見ていた
➔ 'を'は動詞'求めて'の目的語を示します。
➔ 'を'は目的格を示し、動詞の対象を示します。
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一筋の愛を込めて
➔ 'の'は名詞を連結し、修飾しています。
➔ 'の'は、名詞をつなぐ連体修飾の役割をします。
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この火は消えたりしない
➔ 'たり'は複数の動作や状態を列挙したり、その動作が完了しないことを示す。
➔ 「たり」は、複数の動作や状態を列挙し、未完了や継続性を示します。
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名前を呼んで もう一度だけ
➔ 'だけ'は数量や回数を限定します。
➔ この助詞は、数量や回数を制限する役割があります。
