蝶々結び
歌詞:
[日本語]
片っぽで丸を作って
しっかり持ってて
もう片っぽでその丸の後ろを
ぐるっと回って
間にできたポッケに入って
出て来るの待ってて
出てきたところを迎えにきて
「せーの」で引っぱって
はじめはなんとも
情けない形だとしても
同じだけ力を込めて
...
羽根は大きく 結び目は固く
なるようにきつく結んでいてほしいの
腕はここに 思い出は遠くに
置いておいてほしい ほしいの
...
片っぽでも引っ張ちゃえば
ほどけちゃうけど
作ったもの壊すのは
遥かに簡単だけど
だけどほどく時も そう ちゃんと
同じようにね
分かってるよ でもできたらね
「せーの」で引っ張って
ほどけやしないように
と願って力込めては
広げすぎた羽根に
戸惑う
羽根は大きく 結び目は固く
なるようにきつく結んでいてほしいの
夢はここに 思い出は遠くに
気づけばそこにあるくらいがいい
黙って引っ張ったりしないでよ
不格好な蝶にしないでよ
結んだつもりが ほどいていたり
緩めたつもりが 締めていたり
...
この蒼くて広い世界に
無数に散らばった中から
別々に二人選んだ糸を
お互いたぐり寄せ合ったんだ
結ばれたんじゃなく結んだんだ
二人で 「せーの」 で引っ張ったんだ
大きくも 小さくもなりすぎないように
力を込めたんだ
この蒼くて広い世界に
無数に散らばった中から
別々に二人選んだ糸を
お互いたぐり寄せ合ったんだ
結ばれたんじゃなく結んだんだ
二人で 「せーの」 で引っ張ったんだ
大きくも 小さくもなりすぎないように
力を込めたんだ
...
この曲の語彙:
| 語彙 | 意味 |
|---|---|
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丸 /まる/ A2 |
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羽根 /はね/ B1 |
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結び目 /むすびめ/ B2 |
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力 /ちから/ A2 |
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思い出 /おもいで/ B1 |
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世界 /せかい/ A1 |
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引っ張る /ひっぱる/ B2 |
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壊す /こわす/ B2 |
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簡単 /かんたん/ A2 |
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夢 /ゆめ/ A1 |
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戸惑う /とまどう/ B2 |
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結ぶ /むすぶ/ B1 |
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固い /かたい/ B1 |
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遠く /とおく/ A2 |
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選ぶ /えらぶ/ B1 |
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散らばる /ちらばる/ B2 |
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文法:
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しっかり持ってて
➔ 動詞のて形は、連続した動作や状態の継起を表し、「持ってて」は '持つ' のて形＋ての形。
➔ て形は、動詞を連結させたり、命令や依頼を柔らかく表現するために使われる。
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なるようにきつく結んでいてほしいの
➔ 動詞のて形＋ほしいは、相手に行動してほしいという願望を表す表現。
➔ 相手に何かしてもらいたい時に使う表現。願望や希望を柔らかく伝える。
-
結び目は固く
➔ 形容詞の固いは、名詞の結び目を修飾し、『結び目は固い』と表現。
➔ 固いは、結び目がしっかりしていることを表現する形容詞。
-
気づけばそこにあるくらいがいい
➔ 気づけばは、「気づく」の仮定形で、「気づいたら」と訳せる。くらいは、程度や約束を表す。
➔ 気づけばは、「気づく」の仮定・条件形で、「もし気づいたら」といった意味。
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お互いたぐり寄せ合ったんだ
➔ お互いは『互いに』の意で、たぐり寄せ合ったは過去形の動詞で、『互いに寄り添った』ことを表す。
➔ お互いは、相手と互いに何かをすることを表し、たぐり寄せ合ったはその過去形。
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結ばれたんじゃなく結んだんだ
➔ 結ばれたんじゃなくは、受身の過去形＋じゃなくを使い、「結んだんだ」は動詞の過去形。
➔ 結ばれたんじゃなくは、受身形を使い、「結んだんだ」と対比させている表現。
