僕にはどうしてわかるんだろう – 日本語の歌詞

• 歌手: Vaundy

歌詞と翻訳

Vaundyの『僕にはどうしてわかるんだろう』は、日本語の美しさと深さを学ぶのに最適な曲です。歌詞には「使命」や「情熱」の起源を問う哲学的な表現が含まれ、複雑な感情を繊細に描いています。この曲を聴くことで、日本語の比喩や内省的な表現を学びながら、Vaundyの独特な音楽性とメッセージを楽しむことができます。

[日本語]

今晩は降りる駅を変え

僕の心に咲いていた

小さなプライドの行方を探した

ずっと 気づけなかったんだ

僕の心がどうにも

あの聴きなれたリリックで

涙を流し出すまで

今どうにか言い訳探して

目をそらしてみようが

きっと僕以上に、僕以前に、僕よりも

僕のことつくってる

僕にはどうしてわかるんだろう

迷える日々がこれとない味のエッセイ

僕にはどうしてわかるんだろう

挫折の日々は色づくため 全部モノクロ

今晩は歩く道を変え

僕の心に撒いていた

小さなプライドの香りを辿ったが

時は真夏 荒天と海神

蒼炎際立つ 骨相青に溶け

モノクロは焦シアン蒼白へ

言葉足らずでいつも見失うの

悲しみは言い訳の数で

目を閉ざしてみようが

ずっと僕以上に、僕以前に、僕よりも

僕のことつくってる

まぶたに映った映画

僕にはどうしてわかるんだろう

全てのことが走馬灯、胸に残っている

僕にはどうしてわかるんだろう

全てのことが色で満ちていたモノクロ

...

あの港から光を手繰って

ここまで来たんだ

じっと鼓動を聞いていた

「僕たちは、翡翠の軌跡を生きている」

僕にはどうしてわかるんだろう

全てのことが走馬灯、胸に残っている

僕にはどうしてわかるんだろう

全てのことがまるで明くる前のよう

僕にはどうしてわかるんだろう

全ての日々がこれとない味のエッセイ

僕にはどうしてわかるんだろう

全ての景色が思い出すためのモノクロ

...

主要な語彙

語彙	意味
心 こころ A2	noun - 心
駅 えき A1	noun - 駅
プライド puraido B1	noun - プライド
行方 ゆくえ B1	noun - 行方
涙 なみだ A2	noun - 涙
言い訳 いいわけ B1	noun - 言い訳
挫折 ざせつ B2	noun - 挫折
日々 ひび A2	noun - 日々
道 みち A1	noun - 道
香り かおり A2	noun - 香り
夏 なつ A1	noun - 夏
海神 かいしん C1	noun - 海神
言葉 ことば A1	noun - 言葉
映画 えいが A2	noun - 映画
港 みなと A2	noun - 港
光 ひかり A1	noun - 光
鼓動 こどう B1	noun - 鼓動
景色 けしき A2	noun - 景色

主要な文法構造

• 僕の心がどうにも あの聴きなれたリリックで 涙を流し出すまで

  ➔ まで – 動作が続く終点を示す助詞（…まで）。

  ➔ 助詞「まで」は動作の終点を示し、「…まで」の意味です。歌詞では「涙を流し出すまで」に使われています。

• 今どうにか言い訳探して 目をそらしてみようが

  ➔ てみようが – 「～てみる」＋「が」で、試みるが…という逆接の意味を表す。

  ➔ 「目をそらして"みようが"」で、見ている目をそらすという試みだが、がで逆接的な意味が加わっている。

• きっと僕以上に、僕以前に、僕よりも 僕のことつくってる

  ➔ 以上に / 以前に / よりも – 比較を表す助詞で、順に「…以上に」「…以前に」「…よりも」の意味。

  ➔ 「僕"以上に"」で、僕よりも上のレベル・程度という比較を表している。

• 挫折の日々は色づくため 全部モノクロ

  ➔ ため – 目的・理由を表す助詞で「～するため」に相当。

  ➔ 「色づく"ため"」で、挫折の日々が色付くことを目的としていることを示す。

• 言葉足らずでいつも見失うの

  ➔ の – 文を名詞化する助詞。

  ➔ 「見失う"の"」で、動詞句を名詞化し、文全体を名詞的に扱っている。

• 全てのことが走馬灯、胸に残っている

  ➔ ている – 動作の継続・結果を表す形。

  ➔ 「残って"いる"」で、記憶が胸に残っている状態を表す。

• 全てのことが色で満ちていたモノクロ

  ➔ ていた – 過去の継続状態を表す形。

  ➔ 「満ちて"いた"」で、過去にモノクロが色で満たされていたことを示す。

• あの港から光を手繰って ここまで来たんだ

  ➔ んだ – 「のだ」の口語形で、説明・強調を表す。

  ➔ 「来た"んだ"」で、来たことを説明・強調している。

• 全ての景色が思い出すためのモノクロ

  ➔ ための – 名詞を修飾し「～するための」の意味になる。

  ➔ 「思い出す"ための"」で、モノクロが「思い出す」目的であることを示す。